英国政治

英国政治

ブレグジットだけでは語れないキャメロン

EU Referendumで知られるDavid Cameron。しかし『For the Record』を読むと、金融危機後の英国を安定させ、2015年に信任を得た首相としての姿が見えてくる。
英国政治

若松邦弘『わかりあえないイギリス』から読む――ブレアからスターマーまでの政治と分断

ブレア期に成立した「開かれた国家」は、金融危機やBrexitを経て大きく揺らいだ。分断はなぜ生まれ、いまも解消されないのか。スターマー政権と2026年地方選挙から現在の政治を読み解く。
英国政治

どのようにブレア政権を評価するか――サッチャー後の英国で進めた統合の政治とその限界

サッチャーが作り変えた市場中心の英国を前提に、ブレアは分断の修復に挑んだ。最低賃金や教育・医療改革、北アイルランド和平など一定の成果を上げた一方で、イラク戦争がその評価を覆した。成功と限界が交錯した10年を読み解く。
英国政治

高市首相とサッチャーをつなぐ考え方――積極投資と緊縮改革を分けて考える国家観

サッチャーは緊縮、高市首相は積極投資。一見正反対に見える両者の政策だが、分配を起点にせず、経済を国家主権の基盤と捉える思想には共通点がある。成長・財政・高圧経済の視点から、その違いと一致点を整理する。
英国政治

なぜサッチャーは今も評価が割れるのか――勤勉・規律・市場改革が残した「修復されない分断」

マーガレット・サッチャーは、国家と市場の関係を根本から組み替えた政治家だった。改革は経済を再生させる一方、労働者階級と地域、そして資産をめぐる分断を固定化した。本稿は、サッチャーへの違和感がなぜ今も消えないのかを、思想・政策・記憶・構造の連鎖から読み解く。
英国政治

チャーチルの時代──例外としての指導者と、20世紀英国政治の構造

ウィンストン・チャーチルは常に時代の中心にいたわけではない。通常の政治が停止した戦争という例外状態でのみ、彼は決定的な役割を果たした。本稿は、政治が個人から構造へ移行する過程として20世紀英国を描く。
英国政治

ウィンストン・チャーチル理解のための英国貴族制度入門

はじめにこれまでの読書記事では、日本の戦後首相や経営者を中心に、その意思決定や時代背景を学んできた。次の段階として、視野を日本の外に広げ、自分が暮らしているイギリスについて、首相と政治経済の歴史を体系的に理解したいと考えるようになった。目的...