【海外転職】渡英前に必要な心得・準備を教えます

英国

皆さんこんにちは、かみやです。渡英してから早くも2週間が経ちました。このブログでは、私が転職先を決めた後、退職を会社に伝え、家を退去し、渡英に至ったまでに必要としたアクションについてまとめます。

まず駐在の場合、住民票は日本に置いたままで良いですし、独身寮や単身赴任の場合はご自身の日本の家など荷物を置いておく環境があることが多いです。一方で海外転職の場合、住民票は国外退去、基本的には荷物は日本に置かない方が多いでしょう。

また、厚生年金を脱退することにもなるでしょう。

以上のように、考えるべきことが多いです。HPIビザに限らず、海外転職を検討中の方は、是非今回のブログを読むことで、直前になって慌てたり、後から後悔したりすることのないよう気をつけてください。

それでは始めましょう。

退職の連絡

現勤務先への退職の連絡について、私が心掛けて良かったと振り返って思うことは4つです。

  • 直属の上司に一番最初に話す
  • 本心で上司、人事と話す
  • 具体的な会社名は言う必要なし
  • お世話になった周りの方への挨拶の時間を作る

転職先が決まると、嬉しい気持ちはもちろんわかります。友達や仲の良い同期に話したくなる気持ちもわかります。しかし上司に退職届を提出し、人事部長に受理されるまでは、グッとこらえて、誰にも話してはいけません。

まず、直属の上司に伝える理由は、上司の管理能力に泥を塗らないためです。直属の上司を飛び越えて、部門長まで話が先に行ってしまうと、直属の上司の管理責任が問われ、評価の低下に繋がってしまいます。したがって、正当な報告ルートを取ることで対策します。

そして、退職の話の切り出しは極力対面で行うようにしましょう。私は上司のいる本社とは異なる勤務地にいたため、メールにて「お伝えしたいことがある」と伝え、ビデオ面談の時間を設けてもらいました。

次の部門長との面談では、重要性の面から、本社に赴いた対面での面談を自分から申し出ました。後から考えるとこの対応は良かったと思います。理由は、退職日まで部門にはお世話になりますし、人事との界面になってくださるのが部門長および部付の方になるからです。部門長との面談で、誠意を持って本心を話すことで、部門長は味方になってくれます。ですので自分の態度・対応如何で部門長が応援してくれるか否かが決まると思いましょう。

面談では退職に至った背景や、退職を考え始めた時期などを話します。私の場合はHPIビザを取ってイギリスで挑戦したいという気持ちが一番でした。駐在の機会・可能性ももちろんありますが、昨今の世界情勢、地政学的リスクも考慮すると、待ち・受け身の姿勢から、今目の前にある機会を能動的に取りに行って海外で挑戦したい、という思いを伝えました。人事部の方からも、これまで否定的な面から退職される方を多く見てきましたが、積極姿勢な退職は例が少ないので是非応援したい、とお墨付きを頂いた次第です。

一方で、転職先企業の具体名を伝える必要はありません。競合他社かどうか確認する、と言われても、言う必要はありません。私の場合は、主に〇〇事業や〇〇事業を生業としている会社です、などとぼやかしました。

理由は、伝えることの利点が無いからです。伝えたからといって、今の会社でも次の会社でも処遇改善される訳ではありませんし、寧ろ、次の会社に関連した難癖を付けられる可能性もあります。また、海外での「挑戦」という面では、次の会社にいる知り合いを教えてもらうといったことは無しで、新しい環境で人間関係構築も日本の枠を超えてイチから作りたかった、という理由も考えられると思います。共感できるという方は是非参考になさってください。

最後に、お世話になった方への挨拶の時間をきちんと設けましょう。退職後、次に顔を合わせる機会は誰にもわかりません。ひょっとすると最後になる方もいるかもしれません。自分が会社を去った後に、ポジティブな印象を持たれるかどうかは最後1週間での振る舞いにも掛かっていると言っても過言ではないでしょう。立つ鳥跡を濁さずという言葉もありますが、立つ鳥は最後まで責任を全うし、彼・彼女は責任感のある人でまた一緒に働きたいな、と思ってもらえるようにせねばなりません。

私は結果、有給を18日余らす形での退職となりましたが、最後1週間はラウンジでお世話になった人と1対1でお話しする時間、同期や駐在で一緒だった同僚との夜ご飯を作りました。

ちなみに、退職日1週間前頃から、転職先をもう少し絞った言い方をしました。イメージとしては、業界と製品を伝えることで、競合3社程度に絞れる感じです。理由は、退職1週間前になってまで退職を阻止しようとしてこないだろうと判断したためです。

退職日当日まで、具体名を言うことは避けましたが、挨拶やご飯中の雰囲気を悪くしないようにするためには、働き始めたらLinkied Inを更新するし、すぐ教えられるよ、と言うながらも少し具体的にイメージをさせられる材料を言っておけば大丈夫でしょう。

家の片づけ

海外移住の場合には、今お住まいの家具などを全て持っていく訳にはいきません。したがって処分が必要になります。私は以下の4通りを行いました。

  1. メルカリで売却
  2. 粗大ごみとして出す
  3. リサイクルショップでの引取り
  4. 家族への譲渡

下にメルカリに出品した際の方法をメモしておきますので、是非ご参考になさってください。

特に、メルカリに出す場合には、購入日と購入価格に注意しましょう。凡そ40%を最初の目安として、メルカリで実際に販売されている価格と比較して価格を決めることで、価格の納得感を得ながら、価格を考える労力を省きます。

メルカリにある、大型の家具の自宅まで集荷と梱包を依頼できる、「梱包・発送たのメル便」をご存じでしょうか?しかしながら、このサービスの送料は9000円弱と高く、仮に幾つもの大型家具にそれぞれ9,000円ずつの送料を払うとなると、集荷を待つ間と集荷中の待ち時間の機動性の悪さに対して利益が少ないと私は感じました。したがって買取価格は非常に下がりますが、地元のリサイクルショップに引取りを依頼することで納得し対応しました。

余談ですが、私のブログを読まれている方の中には昇降式デスクを使われている方も多いと思います。私のFlexispotのデスクはデスク脚で4万円、天板は木材店でオーダーメイドした2万5千円、その天板にボルト打ちしたりワックスしたりと計8万円くらいかけた、非常に魅力的なアイテムでした。しかしながらFlexispotは中古品市場での販売が乏しく、天板も再利用が難しいとのことで、買取価格は凡そ5000円程度になってしまいました。天板のサイズを横1600mm×奥行760mmと非常に大きいものにしたため、アパートから出す際にデスク脚と天板をバラす必要があり、メルカリの場合送料が2回分取られることも背景とありました。昇降式デスクをお持ちの方は、ご自身のデスクの処分の際に参考になさってください。

結果としては、渡英前にメルカリで15万円程度の売上金を受け取りました。購入金額の凡そ40%程度を獲得することができました。渡英準備に必要な物品購入の足しにできたため非常に有難かったです。

住民票や年金対応

日本企業で働かれていた方は厚生年金に入られていると思いますが、海外の企業に就職した場合には、日本の厚生年金に加入していないと思います。したがって、今の厚生年金を脱退することになるでしょう。

なにそれどういうこと!となるかもしれませんが、仕方ありません。こういった機会に覚えるしかないのです。大きくは2通りに分かれると思います。

  1. 日本の年金の積み立てを続けるため国民年金に任意加入する。
  2. 年金の積立はやめるが運用はしてもらう。

私はとりあえず年金の積立はしておこうと思いましたから、①を選びました。

国民年金に任意加入するためには、まず厚生年金を脱退する必要があり、会社を退職していることを証明する書類が必要になります。私は会社から健康保険資格喪失証明書をもらいました。国民年金任意加入は市役所年金課でもできると思いますが、私の場合、退職日よりも前に住民票のある市から転出するスケジュールにあったため、全国各地に存在する年金事務所にて任意加入を行いました。年金事務所は住民票の場所にかかわらずどこでも対応頂けます。

その際の持ち物は以下の通りでした。

  • 基礎年金番号がわかる資料(年金手帳)
  • 厚生年金を脱退していることを証明する資料(私の場合健康保険資格喪失証明書)
  • 住民票の除票
  • 本人確認証明

余談ですが、私の場合、住民票があった関東のアパートの住所から直接、住民票の国外転居、を行いましたがこれは失策でした。お薦め策は、親など国内の信頼できる人の住所に住民票を移した上で国外転居にすることで、理由は、特に証券会社に届ける住所は本人確認書類と一致する必要があるため、免許証に記載の住所と一致させることができるためです。国外退去の場合免許証やマイナンバーにその旨記載されない(?やってないので確信ないです)ので、手続上問題は無いのではないかと思います。

Disclaimerになりますが、上記方法はシステム的に考え付いた案ですので、法律上の確認はしておりません。特に証券会社の場合には、取引アイテムによっては特定口座から一般口座に切替が必要であるなど制約があることがあります。ご自身でよく調べた上で適切なアクションを取ってください。

ちなみに、私の場合、国民年金任意加入に切り替えた際、個人型確定拠出年金を行う証券会社にて国民年金の積立も行うことにしました。したがって証券会社にその旨伝えまして手続を行うことになりましたが、その際、住民票の除票だけでなく、英国の住所証明が必要になりました。英国に来てからのアクションは別の記事で書くことにしたいので、今回は割愛とさせて頂きます。

渡英の持ち物

かなり曖昧な見出しですが、ここでお伝えしたいのは、海外挑戦しようとする者、心機一転の意味合いからも極力少ない荷物で渡英しましょう、ということです。ですので可能な限り断捨離を実践して、私と同様に、スーツケース大1つ、機内持ち込み用スーツケース1つ、バックパック1つ、の計3つの荷物までに収められると良いですね。

  • 教科書や本はスキャンピー様のPDF化サービスを使って全部電子化する。ハードディスク(HDD)1テラバイト(AC電源不要タイプが絶対。英国はAC220Vで電圧対応しない場合有で注意)を買ってそこに入れ込む。
  • 思い出の品などは写真を撮ってデータ化しHDD・クラウドに保存する。最初は心が痛みますが、一生持ち歩くのかどうか考えれば割り切れる!

さいごに

いかがでしたでしょうか。渡英までの日本での残りの期間、やるべき事はかなり多いです。イギリスと日本の時差は9時間あります。イギリスの朝9時は日本の夜6時になり、日本の金融機関や役所の電話応対の時間は終わってしまうため、フラストレーションが溜まると思います。出国前にしっかりと準備をすることで早くイギリスでの生活に馴染むことができるでしょう。

私のブログも参考にしながら、出国前のTo Doリストをご自身で作成して、是非スタートダッシュを決めてください、応援しています。

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