DMM英会話の最大効率学習について語ります

英語学習

みなさんこんにちは,Kamiyanです。

当ブログの読者様の中には,日本国内外問わず,グローバルに活躍することを志す方が多いと思います。当ブログの理念に基づいて,私もみなさんと同様に英語を学習するひとりです。
ところがみなさんもお気づきのように,英語能力は一朝一夕で習得できるものではありません。
毎日の継続,日々の積み重ねが大切です。

今回のブログでは語学学習で必要な4つのスキル「Reading・Listening・Writing・Speaking」が包括的に付く学習方法を紹介します。私の方法はあくまで一例ですので,ご自身の環境に合わせて適宜アレンジしてみてください。

また,この記事で紹介する学習方法は4つのスキルを満遍なく伸ばすことが目的です。どれか特定のスキルを集中的に伸ばす学習方法については,また別記事でご紹介できればと思いますので楽しみにしていてください。

KamiyanのDMM英会話のイマ

私はDMM英会話を2015年11月に始めて,かれこれ6年以上継続しています。専らスタンダードプラン(1回25分/1日)で,ネイティブ講師と話せるネイティブプランは未経験です。最近はメキシコ・オランダ・ナイジェリアの講師を選ぶことが多いです。仕事の関係上インド人と話すことが多いので,インド人を講師として選ぶこともあります。インドのかたの発音はネイティブとは大分違っていて,巻き舌で発音されたり,「h」の発音が「ハッチ」になったり,かなり特殊な場合があるので,慣れが必要になります。

現在のレッスン累計時間は41,475分で2021年の受講回数は342回,1年365日の内94%は毎日レッスンを受講してきた,そんなイマになります。

それではここから1回のレッスンの最大効率化の方法についてご紹介します。
レッスン前・レッスン中・レッスン後の3つに分けてご説明します。

レッスン前準備(40分)

  1. 私はパソコンで受講することにしていて,教材はDaily Newsを選びます。
    VocabularyやArticalパートから毎日新しい単語を取り入れながら,その上でDiscussionパートでアウトプットの場も用意されており,他の教材に比べてバランスの良い教材だからです。

  2. Daily News内のVocabulary,Article,DiscussionパートまでをMicrosoft OneNoteにコピペします。

  3. Vocabulary,Article,Discussionパートまでを音読します。(大体15分)これがReadingに該当します。自分にとっての新出単語にはマーカーを引っ張って復習用にハイライトします。

  4. DMM英会話のDaily Newsには音声がありません。そこでKamiyanは自分なりに考えました。
    OneNoteのタブ「表示」の「イマーシブリーダー」を使ってシャドーイングを行います。
    イマーシブリーダーの使い方についてはMicrosoftのサポートページを参考にしてください。

    最近のリーダーは機械機械しておらず,シャドーイング教材として十分すぎる役割を果たしてくれます。さらに,音声は男性女性が選択可能であり速度も2.5倍速まで変更可能です。リスニングの練習には非常に有能です。私は性別や速度を変えながら大体15分行います。

  5. Discussionパートの下書きです。Discussionパートでは,単語帳の中で自分がまだ会話で使えない表現を使うことを心掛けます。もちろんトピックに合う表現を考えながらですよ。1日1つ新しい表現が使えるようになるだけでも,1年で365個もの表現を覚えられることになります。レッスンが終わった後に今日はこの表現が使えるようになった,と思えるように意識したいです。
    下書きは文章でも表現だけでもどちらでもOKです。私の場合は表現さえあれば,前後の文章は組み立てることができますが,慣れない間は文章で書いておいても良いかもしれませんね。

いざ,レッスン(25分)

まず心掛けて欲しいのは,25分間は英語脳に徹すること,すなわち日本語を考えないようにすることです。「講師からの”Thank you”」>>「”ありがとう”」>>「あ,感謝された」と理解するのではなく,「”Thank you”」>>「あ,感謝された」と直接イメージないしは理解する,ということです。

なぜ英語脳が重要なのでしょうか。

英語を聞く・話す際に日本語に翻訳しながら意味をとらえると,それが会話のなかでタイムラグになります。その一瞬のタイムラグで会話のテンポが悪くなってしまいます。そしてなにより,日本語の構造で英語文章を考えていては,英語特有の文章構造(例えば無生物主語構文)はいつまでたっても使えるようになりません。したがって,レッスン中を通して英語脳になる練習をしましょう。

パソコンは2分割にして左側にレッスンページ,右側にOneNoteの下書きページを用意します。レッスンは基本的にDMMのレッスンページで受けるようにしますが,適宜OneNoteを参照します。これは,DMMのレッスンページは講師と生徒で同期されていて,講師と生徒で見ている画面が常に同じになるようになっているからです。

Daily Newsを選んだら,VocabularyはスキップしてArticleから始めましょう
Articleは次の2つの方法のどちらかをお勧めします。

  1. 自分だけ音読
  2. サマリーして内容共有

大切な点は,できるだけ早くDiscussionパートに入ることです。講師の後に続けて音読する練習では,講師の方が読んでいる間,ボケーっと頭を使わずに待っていることもあるはずです。そんな時間の無駄遣いはやめましょう。レッスンは自分がアウトプットする場と捉え,講師の話は遮ってやるんだ,くらいの気概を持っていきます。

そしていよいよDiscussionパートです。
ここでは自分が下書きした内容を必ず使うことを意識します。

先ほども書きましたが,毎日ひとつずつでも自分が使える表現を増やすことが長期間で見た時の大きな力の差につながります。

そして気を付けて欲しいのが,レッスンは英会話であり,スピーチではありません。
自分が使った表現に対する講師の表情や対応を確かめます。講師がネイティブでない限り,自分が使ってみた表現を知らない場合があります。特に私の場合は単語帳「Distinction」の中に含まれる句動詞や慣用表現を使うことが多いので非ネイティブである講師には伝わらないことがあります。

会話の中で,「あ,今の表現伝わってないっぽいな」と感じた場合には,別の表現で説明しましょう。相手に合わせて補足説明する力も非常に重要なスキルです。語彙の幅広さと深さ両方の力を付けることにつながっていきます。

さいごにレッスン中のメモについてです。

私の場合は手元にメモ用紙を準備しており,レッスン中でのメモ事項を書き留めることにしています。オンライン英会話「Cambly」ではレッスンの録画機能があるようですが,DMM英会話にはありません。なので私はレッスンでの気づきをメモすることで忘れないようにしています。

レッスン後の振り返り(10分)

振り返り・復習については2点書きたいと思います。

レッスン後すぐのアクションについてです。

OneNoteにメモの転記をします。レッスン中に講師が正してくれた英語表現をコピペして理解します。そしてレッスン中に手元に記したメモについて,インターネットで調べたりして,次は使えるレベルまで持って行きます。「DMM英会話 英語でなんてuKnow?」というWebサイトがおすすめです。調べられない表現はないのでは?と思うくらいに充実したコンテンツになっています。
レッスン当日の復習はここまでです。大体レッスン後5-10分で終わります。

時間を置いての復習のはなしです。

Atsuさんが著書Distinctionの中でドイツの心理学者・ヘルマン・エビングハウスの研究を基に記されていたことですが,復習には「一定期間内に何度も何度も表現を回転させて覚えていく」方法が有効です。ヒトが物事を覚えていられる確率は,時間を横軸にとった場合,指数関数的に下がっていきます。これを忘却曲線といいます。そこで定期的に復習して思い出す,という作業を繰り返すことで,その確率が高くなっていきます。そして遂には忘れずにずっと覚えていられる,というメカニズムです。

復習するタイミングは人それぞれだとは思いますが,1週間に1回,長くても1か月に1回にはしたいところです。間隔が長すぎてしまうと,初めて学習した時と同じ忘却曲線を辿ることになり,復習の効果が得られません。気を付けましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

6年間DMM英会話で学習してきた中で,別の教材を使ったり,フリートークをしたり,色々な方法を試してきました。どれもそれなりに効果がありました。しかしその取り組み方法に関して,どこかに改善ポイントがあったことは事実です。

上でご紹介した方法であれば,極力そのロスポイントを無くしながら学習効果を高めることができると思います。

読者様それぞれの環境に合わせて修正すべき点もあるかと思いますが,是非参考にしてみてください!

それでは,またの記事でお会いしましょう!

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